子どもに合ったサンプロテクションって?
夏休みが近づくと、海水浴に行ったり、プールで泳いだり、外で思い切り遊んだりできる日が子どもも大人も待ちきれませんよね。でも夏の日差しから子どもの肌を守るには、どのようなサンプロテクションを使えばいいのでしょうか? 雲一つない気持ちの良い夏空は、刺激を伴う日やけを生んでしまう場合も。今回は、子どもの肌を夏の紫外線から守るコツをご紹介します。
1. 子どもの肌はとても敏感
実は子どもの肌は、紫外線に対して大人の肌よりも敏感といわれています。その理由は非常にシンプル。子どもの肌は、大人の肌よりはるかに薄いからです。衣服で体を覆っていようと、日陰にいようと、子どもの肌は特に保護しないといけません。サングラス、帽子、パラソルだけでは、降り注ぐ紫外線を阻止するには不十分です。そのため、ひと夏を通じて子どもの肌を守るには、効果的な日やけ止めを選ぶ必要があります。UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)から十分に子どもの肌を守るため、3歳未満の乳幼児や小さなお子様の無理な日光浴は避けましょう。小さなお子様には、必要に応じて紫外線防御効果中〜高程度の日やけ止めを選びましょう。使用後はきちんと洗い落とすことも大切です。
2. 屋外では強い太陽光線を避ける
子どもにとってのサンプロテクションは、とにかく太陽光線を避けることです。先ほどお話しした通り、子どもの肌は大人より薄く繊細で、色素沈着システムが十分成熟していないため、大人の約3倍も紫外線を吸収しやすいという報告もあります。早い段階から、子どもの肌に大量の紫外線が降り注がないように十分注意しましょう。
3歳未満の乳幼児には、できるだけ真夏の強い太陽光線を浴びさせないようにし、パラソルの下の日陰やベビーカーから出さないようにします。
3歳以上の子どもは、パラソル、帽子、サングラス、Tシャツ、そして日やけ止めで防備します。夏の間、太陽光線が最も強い午前11時から午後3時までの時間帯にはできるだけ外出させず、外出する際は紫外線対策を徹底します。日やけ止めを顔とボディに塗り、こまめに(少なくとも2時間ごと)、またプールや海に入った後には必ず塗り直しましょう。