自然へ、人へ、未来へ
いつものインスピレーションを与えてくれる自然はもろく、尊敬の念を持って扱わなければなりません
代表取締役、オリビエ クルタン-クラランス博士
稀少な植物を世界中の自然から探し、処方するところからパッケージに使われる原材料まで、クラランスの価値観は自然と環境の持続的な保護に基づいています。
クラランスは自然を守り、人々を尊ぶことを忘れません。 植物を栽培している現地の人との交流を深め、常に生活の基盤をサポートし、失われつつある自然を取り戻す取り組みを行い、 植物を通じて、将来の希望を抱き、ともに歩んでいます。
植物の可能性への探求
クリスチャン クルタン-クラランス、マダガスカルのセンテラ・アジアティカの収穫地にて。現地での取引を通じて、開発支援プログラムに役立てられます。
クリスチャン クルタン-クラランス、マダガスカルのセンテラ・アジアティカの収穫地にて。現地での取引を通じて、開発支援プログラムをサポートしています。クラランスのハーブ園では、製品に欠かせない230種類の植物が大切に育てられています。
パリ郊外にあるクラランス研究所では「肌」と「植物」の可能性を研究し続けています。その研究の成果は、常に新しい発見をもたらし、製品を進化させています。 同じ植物でも、抽出する部分や産地、抽出方法によっても、有用成分の種類や質が変化します。だからこそ、クラランスは60年以上もわたり、先進の科学とともに、植物の可能性を研究し、フォーミュラを生み出しています。
クラランスを象徴する植物について植物保護
クラランスは、絶滅の危機に瀕した植物は決して採集せず、リオ条約やワシントン条約といった環境保護に関する国際的なガイドラインを遵守しています。
1990年代初期、クラランスは、アルプス地方の豊かな生物多様性を保護するべく活動を始めました。アガ・カーン王子が設立した団体「アルプ アクション」と協力し、フランス・オートサボワ県の自然保護機関「アステール」と長期のパートナーシップを提携しました。
こうして1992年にアルプス地方の生物多様性を保護するクラランスの取組みが始まりました。
こうして1992年にアルプス地方の生物多様性を保護するクラランスの取組みが始まりました。.また、クラランスは、ヨーロッパ、アジア、南アメリカの生物多様性を保護するために、地域に基づいて自然を守る取り組みを進めています。
植物成分を産出する現地でのフェアトレードを通じ、地域コミュニティをサポートしています。
環境への配慮
クラランスは、活用する資源できる限り少なくし、生じる廃棄物をより少なくすることに努めています。
クラランスの製品設計、開発、製造に携わるすべてのチームは、この取組みに責任を持ち、豊かな生態系を保護するために、クラランスの製品はできるだけ環境へ影響を及ぼさないように開発されています。
また、クラランスは製造施設でも環境への影響を配慮して、廃棄物管理だけではなく水やエネルギー消費もモニタリングしています。製品はフランス.アミアンにある物流施設からほとんどか陸路または海路で輸送されます。空輸されることは稀で、発送される製品の2%未満です。
クラランスのパリの本社ビルが取得した2つの環境認定(HQEとBREEAM)。
クラランスのパリの本社ビルが取得した2つの環境認定(HQEとBREEAM)。新たに建設されたクラランスのオフィスは、環境への影響も考え、また、従業員の快適さと幸福を十分に考慮して建てられました。
このオフィスはHQE(高度環境品質)とBREEAM(イギリス建築研究所建築物性能評価制度)の両方の認定を取得し、クラランスの環境と生物多様性への新たなシンボルなっております。屋上にはハチの巣箱が3つ設置され、16万匹のミツバチが生息しています。
温室効果ガス排出の削減
パッケージの再利用可能性は、製品エコデザインアプローチで考慮される選択基準のひとつです。
パッケージの再利用可能性は、製品エコデザインアプローチで考慮される選択基準のひとつです。クラランスでは天然資源の最適な活用と温室効果ガスの削減に取り組んでいます。2008年、フランスで最初のカーボンアセスメント(特定のプロジェクトにおけるCO2排出量を把握する取組み)を実施し、その取組みを徐々に拡大。2012年にはアジア、2014年にはアメリカ、2015年にはヨーロッパで導入しました。また、クラランスでは製品のエコカリキュレーターを導入し、CO2排出量、水の消費量、再利用物質の割合、パッケージの再利用可能性、新素材を含む豊富な素材と低汚染物質の選択可能性など様々な項目を管理しています。すでにクラランス製品の63%に、ガラスやボール紙といった再利用可能なパッケージ素材が使用されています。
人々への尊重
アステール、湖の見守りプロジェクト
アステール、湖の見守りプロジェクト私が望むのは、それが贅沢なこととなる前に、子どもたちが将来、澄んだ空気を吸い、きれいな水を飲める環境を守ることだけです
クリスチャン クルタン-クラランス